男性活性外来

Outpatient Male Activation

男性活性外来

自費診療/助成金制度あり

当クリニックでは、男性不妊検査、ブライダルチェックの男性妊活検査を行っております。
妊娠しにくい原因がわかっていれば、妊娠を希望されるタイミングで適切な治療をスタートできます。まずは、早めの検査で診断を受けましょう。

鳥取県では男性不妊にかかわる費用の助成制度 『鳥取県不妊検査助成成金』があります。
ご不明な点がございましたら、お気軽に御相談下さいませ。

・鳥取県不妊検査助成金サイト
鳥取県不妊検査助成金のお知らせ(PDF)
男性不妊検査
挙児を希望され1年以上経過しても妊娠の兆しがない場合、不妊症と定義されています。
不妊症の原因の半分は男性側にあります。まず、ご主人が不妊検査を受けましょう。女性の不妊症の検査は身体的な負担が大きいですが、男性不妊の検査は採血の苦痛以外には大きな負担がありません。

□ 検査内容
触診・超音波検査 陰嚢内を診察します。精巣については硬さ、大きさ、腫瘍の有無など超音波も用いて評価します。
男性不妊の原因となる精索静脈瘤の評価は立った状態、寝た状態で触診と超音波検査で評価します。
精巣上体、精管の評価も同時に行います。腎臓、膀胱を腹部超音波で検索します。
精液成分の30%を占める前立腺液を産生する前立腺は触診と経直腸超音波で検査します。
精液検査 精液検査は男性不妊検査の基本です。
当院は精液採取室がございませのでご自宅などで採取いただきます。精子の運動は時間と温度に影響を受けます。
専用容器に採取いただいた後、保温封筒に入れていただき、1時間以内に当院に持参いただきます。

〇 精液検査の基準値
・肉眼所見:正常な精液は白色から乳白色ですが、血液が混じっていればピンク色になります。
・精液量:1.5ml以上
・pH:7.2以上
・総精子数:3900万以上
・精子濃度:1500万/ml以上
・総運動率:40%以上
・前進運動率:32%以上
・正常精子形態率:4%以上
・白血球数:100万/ml未満

※こちらより正常精子の顕微鏡画像がご確認いただけます。(動画が再生されます)
染色体・遺伝子検査
(採血)
精子数が極端に少ないまたは無精子症の場合には、染色体検査や遺伝子検査をお勧めします。
染色体の軽微な変化や遺伝子異常が、精子形成障害の原因になっていることがあるからです。
また、精巣内精子採取術などの治療の可能性を検討するうえでも大切です。
内分泌検査
(採血)
血液中の卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)、テストステロン、遊離テストステロンを測定します。


□ 検査のながれ
電話予約 まずは、お電話にてご来院いただける日時のご予約を取っていただきます。
1回目受診 問診を行います。診察と採血、採尿(精液検査のみの方には行いません)
2回目受診 あらかじめお渡しした容器に精液を入れていただき1時間以内に予約時間にお持ちください。
精液検査には時間がかかるので結果は後日に説明します。
3回目受診 液・尿検査、精液検査の結果をご説明します。


□ 料金
精液検査 10,000円(税込)
精液検査(半年以内 2回目以降) 6,000円(税込)
男性不妊検査(診察,精液検査,検尿,血液検査,超音波検査) 35,000(税込)
ブライダルチェック
結婚前の男性にお勧めする検査です。男性不妊のチェックのための精液検査、性感染症の検査を行います。
精液検査の検査項目は、上記の男性不妊検査の精液検査の項目をご確認ください。
当クリニックで検査する性感染症は、肝炎(B型、C型)、HIV感染(エイズ)、梅毒、クラミジア)になります。

□ 料金
ブライダルチェック(精液検査+STD検査) 28,000円(税込)
STD検査内容 血液検査:肝炎・梅毒・HIV・ヘルペス
尿検査:検尿・淋病・クラミジア